顔を砕いてメタにした株式会社

最近メタバースという言葉が流行っていて企業も投資し始めている。メタバースという概念はff14等でもう築き上げられているという考え方もあるが、そんな理由で金は動かない。なのでどうしてfacebookが本格的にメタバースに舵をきったのか、考察していこうと思う。

1.暗号資産

まずメタバースを考える上で何にも縛られないお金の概念として暗号資産が必要だと思った。だがそれは決して重要な要素ではない。その根拠としてfacebookが独自に作っていた通貨リブラがポシャったことが上げられる。だがこの縛られないという概念を考えることでアイディアが浮かんでくる。それがweb3だ。

2.web3

Facebookが作ったSNSは人と人が繋がりコミユニケーションが深まって、会社は儲かったが個人に対しての報酬より、全体の報酬が多いムーブメントを作り出しGAFAにどんどん金が集まった。だがこの集まった金を効率的に個人に振り分けることが中央集権的な今の株式会社という組織だとできにくい。偉い人は金がもらえて、優秀な人は運悪くプロジェクトから外されたり、運悪く給料があがらなかったりする。そこでできた暗号資産に紐づいたNFTという概念に注目が集まった。これを上手く活用すれば優秀な人が等しく平等にお金を得られる可能性が生まれた。facebookとは正反対な中央集権的ではないものが爆発的に進化する可能性があることを感じた。facebookは進化の場所を提供することでそのコミュニティに企業が宣伝できる機会というものを作ろうとしているのではないのだろうか、そうgoogleっぽいことだと思う。

3.メタバース保険

メタバースで稼ぐということは、メタバースに凄く人がいないと無理だ。なのでメタバースで何をするのかが最も重要なことになる。一つ凄いものが出てくると予想するのであればそれはずばり保険のサブスクだと思う。株式会社がやるような儲けるための保険ではなく。みんながお金の心配をせず安心して暮らせるような保険がweb3とメタバースの空間で可能になると思う。web3だけじゃ駄目なのかた考える人もいると思うが、これは既存の国の概念がそのままweb3を侵食するので無理だと思う。メタバースがあれば、領土と主権が持てるので、中央集権に目的を潰されることがなく。自分達の国で自由な議論をすることができる。国というと全部しなければならないと思うかもしれないが、メタバースの国なので保険だけ考える国というのも誕生は可能なのだ。この国でできた保険のシステムを既存の国に交渉して、使用料などを貿易できれば、保険の国の可能性は広がる。国規模のメタバースfacebookが提供できると思っているのかもしれない。そうなると名前をmetaに変えた理由も納得することができるのでないだろうか。